by drawbridge | Aug 24, 2021
私達の初めての漫画プロジェクトであるWaypointsのために、ドローブリッジ・クリエーションズと共同制作に取り組んでいるアーティストを、しばらくの間、このブログで紹介していきたいと思います。今回がその第一回目です。ご覧の通り、Waypointsのイラストを担当するアーティストは、バックグラウンドも経験のレベルも様々で、その芸術的なスタイルにも幅広い多様性があります。では、第一弾と第二弾の漫画に携わる二人のアーティストを紹介します。
ロビン・ホワイトはドローブリッジ・クリエーションズの創始者であり、ディレクターです。カナダ人で2008年より日本に住んでいます。ほぼ独学のアーティストですが、バイブルカレッジに行き宣教師になる以前は、グラフィックデザインの分野で教育を受け、またその分野で仕事をしていた経験を持っています。
日本に住むという経験に加え、漫画家ケリー篠沢さんのアシスタントをした経験が、ロビンの漫画への愛を再燃させ、漫画を通して福音を分かち合うというビジョンを与えました。
過去10年ほどの間、複数の一時的な漫画プロジェクトにも取り組みながら、最初のシリーズであるDoodzeや続くPodsなど、自身のウェブコミックシリーズを連載してきました。Doodzeの英語版は単行本として購入可能です。影響を受けたアーティストは、Brian Lee O’Malley、 Gene Luen Yang,、Pendleton Ward、Jeff Smithです。Waypointsの漫画第一弾「一人じゃない」を描きました。また、www.robinwhite.co でも、ロビンの作品を閲覧できますのでどうぞご覧ください。
さらに、共同制作に取り組んでいるアーティストを紹介していきますので、また来週もブログを読んでください!
by drawbridge | Aug 18, 2021
何年にも渡る夢・祈り・準備を経て、2021年8月13日に初めての漫画シリーズWaypointsがスタートしたことをもって、ドローブリッジ・クリエーションズのミニストリーは正式に開始しました。神様がこの地点まで導いてくださったことを感謝していますし、ここまでの道のりを支え、お祈りしてくださった神の民である人々に感謝しています。
では、オンライン漫画シリーズが始まった今、次は何が待っているのでしょうか?そして、このドローブリッジ・クリエーションズを通して具体的にどのようなミニストリーが生まれるのでしょうか?今日は、Waypointsのウェブサイトがどのように発展していくのか、そして私達がどのように、それが特にここ日本で、教会、宣教師、そして普通のクリスチャンにとっての有用な伝道材料になることを望んでいるのかについて分かち合いたいと思います。
①これはどのようにミニストリーでありうるのでしょうか?
まず、ビジョン漫画の中でも触れているように、漫画のアートやストーリー自体が、人々の心に触れ、その考えを変えるために効果的なものでありえると私達は信じています。しかしオンラインは、人々が気軽にサイトを訪れて、気軽に漫画を読むことができる一方で、特に何の深いつながりもないまま離れていきやすいものでもあります。
こうした理由から、漫画のストーリーが会話をスタートするきっかけになることを願っていますし、ウェブサイト自体をそのための場所にしたいと考えています。ですから、毎月、ただ漫画を掲載するだけではなく、読者に漫画を通して考えてもらいたい質問を投げかけ、コメント欄で応答をしてもらえるようにしていきます。加えて、ブログページを定期的にアップし、その中で、掲載したストーリーに関連した聖書箇所やテーマについての記事を載せていきます。また、読者が人生や信仰、またイエス様について考える機会となるビデオをブログの中で扱うことも計画しています。
読者には「質問をしたい」、「無料で聖書が欲しい」、「教会に行ってみたい」と思うなら連絡をしてくれるように促していきます。読者が準備OKとなった時にクリスチャンコミュニティーに直接つながることができるように、日本中の教会や宣教師とネットワークを形成していく予定です。
②Waypointsはどのように教会の伝道材料となるでしょうか?
このシリーズを連載する一つの大きな理由は、地域教会に繋がりのない一般的な日本人に私達がつながるためです。しかし、教会、宣教師、クリスチャンの誰もがWaypoints を自分たちのミニストリーや証のための素材として用いていってくだされば、口コミで広がっていき、Waypointsへのアクセスが増えていくだろうと想像しています。
そこで、伝道ツールとしてどのようにクリスチャンはWaypointsを使えるのか、考えられることを紹介します:
Waypointsであなた自身が共感するストーリーや、あなたが信仰を分かち合う相手が楽しんでくれそうなストーリーを選び、そのリンクをシェアすることができます。そうすることで霊的な事柄についての会話をうまくスタートするきっかけができるかもしれません。「もしこのストーリーが気に入ったなら、元になっている聖書箇所を一緒に見てみよう!」といった感じで、聖書自体を読みたいと思わせる出発点を得られるかもしれません。
もし、あなたがオンラインミニストリーをしているなら、自分のブログやビデオやSNSのコンテンツで関連するトピックとして取り上げる時に、ストーリーのリンクをシェアできます。リンクをあなた自身のオンラインミニストリーの「プレゼントコンテンツ」と考えてください。
聖書箇所に基づいたWaypointsのストーリーを、バイブルスタディーの補助的な素材として用いることもできるでしょう。例えば、バイブルスタデイーグループのメンバーにリンクをシェアして、関連聖書箇所を一緒に集まって学ぶ前に、その漫画作品を事前に読んでくるようにお願いするのです。
Waypoints の読者として、小さな子供を想定してはいませんでしたが、ウェブサイトのスタート後に得た読者からの反応によって、ある可能性に気がつきました。それは、Waypoints が子供ミニストリーや家庭での礼拝もしくはバイブルスタディーの素材になるかもしれないということです。ストーリーにもよりますが、子供が大人に助けてもらって漫画を読むなら、子供達もWaypoints を通して、イエス様について学ぶことができるでしょう。
将来的には印刷物を用意していく予定ですが、こうしたことが伝道材料としてオンラインの内容をどのように使えるかのアイデアになります。何か他に良いアイデアがあれば教えてください。
③このミニストリーを続けていくためには何が必要か?
このミニストリーは始まったばかりです。絶対に私達だけの力で長く続けていくことはできません。ですから、第一に、皆さんのお祈りを必要としています。もし、ただ漫画を楽しんで欲しいのではなく、本当に人々が救われるのを見たいのならば、神が導いてくださり、必要なものを備えてくださり、油を注いでくださることが必要だからです。
第二に、興味を持ってくれそうな人にこのミニストリーについて伝えてください。その人達が上述のように伝道材料として使いたいと思ってくれるかもしれませんし、何か他の形で関わりたいと思ってくれるかもしれません。
最後に、金銭的なパートナーももちろん必要としています。今のところ、これから数ヶ月間は続けられる資金がありますが、Waypointsのウェブサイトを伝道材料のためのサイトとして構築し、少なくとも数年はサイトをオンラインで継続していくには、もっと資金を集める必要があります。
もしも何かの形で関わりたいと思ってくださるならば、どうぞ参加ページをご確認ください。もしくは、連絡先から連絡してください。
by drawbridge | Aug 13, 2021
主をほめたたえます!ドローブリッジ・クリエーションズは、ついに、オンライン漫画アウトリーチミニストリーをオフィシャルに開始します!
最初のプロジェクトであるWaypointsをご覧いただけるようになりました!最初の漫画ストーリー「一人じゃない」をwaypoints.jp からお読みください。
関心をもってお祈りし、お支えくださった皆様に感謝します!
by drawbridge | Jul 15, 2021
「Waypoints~分岐点・そこにある出逢い~」は Waypoints.jpでのオフィシャルなカウントダウンがついに始まりました!
「Waypoints」は、私達の初めての漫画プロジェクトの名前です。Waypointという英単語は、一般的にはGPSなどで使われる単語で、現在どこに向かっているかの理解を助ける参照ポイントとなる地点を表す言葉です。では、このプロジェクトの名前にはどんな意味が込められているのでしょうか?まず、私達のドローブリッジ・クリエーションズのビジョンについて改めて説明させてください。そうすれば、この初めての漫画プロジェクトがどのようにそのビジョンにフィットしているかをお分かりいただけるでしょう。
漫画は、日本では、巨大で影響力があるユニークなポップカルチャーの一部です。日本で一週間に購入される漫画数が、アメリカで一年間に購入される数より多い、というほどに漫画は日本で人気があります。日本はまた、90 %以上の人がインターネットを利用し、大学生の約99%がスマートフォンを持っており、ネット回線が最も普及している国の一つでもあります。一方で、日本では99%の人がノンクリスチャンです。
ドローブリッジ・クリエーションズは、オンライン漫画を用いた伝道ミニストリーです。教会につながっていない人へ伝道し、日本の教会に伝道のための材料を提供し、クリスチャン漫画家の活動を励ますという、三つの目的を持っています。教会と一般社会の間にあるギャップ、 イエス様と日本の間にあるギャップを埋めていくことを目指しています。
具体的には、ウェブコミックの形態を用いて、インターネット上で無料で読める連載マンガを発信し、その後、本を出版する予定です。成功すれば、もっと複数の漫画連載や様々なメディア発信をするような大きいミニストリーになる可能性があると考えています。ですが、夢は大きくてもまずは小さいところから、一話完結型のシリーズ「Waypoints」を始めていきます。
「Waypoints」は短いストーリーを集めた短編漫画シリーズです。その短いストーリーはどれも、聖書の福音書に書かれているイエス様についての話を元にしていて、イエス様に出会って人生が変えられた、様々な人達の視点を通した話となっています。
このシリーズの焦点は、イエス様がいかに人々の人生を変えられるかということを、シンプルかつ創造的に示すことにあります。教育的な内容に焦点を合わせているわけではありませんし、イエス様がどのような生涯を送られたかということにさえも、焦点を合わせてはいません。福音書のストーリーに登場する普通の人々に焦点を合わせることによって、読者が「自分にも関係あるな」と感じられるストーリーを伝えて、イエス様のことを知りたいと読者が感じるように興味を刺激するのです。
また、このシリーズには、複数の作者やアーティストが関わっています。様々なバックグラウンドを持つクリエイティヴなクリスチャンとして、アーティストや作者それぞれが、独自の視点をこのプロジェクトにもたらします。
「Waypoints」の初めに登場する漫画の数々は、Robin WhiteとWGM宣教師である Zach Motts がシナリオを書き、漫画家のあずみ椋、向日蒔人、ましう、Youmin Park、Ian Lammi、そしてRobin Whiteがイラストを描いています。
登場人物・創作者の両面でイエス様を色々な視点から見ていく時、読者が心を開き、新鮮かつ新しい視点で、自分自身を、人生を、信仰を、そしてもちろんイエス様ご自身を、見ることができるよう、神様が私達を用いていってくださいますように、ということが私達の望みであり祈りです。最終的には、読者がこのシリーズの登場人物達のように、キリストと人生の途上で出逢う機会があることを願っています。
どうかお祈りください。
by drawbridge | Jul 12, 2021
今日は私達のビジョンステートメントを説明したいと思いますが、WHAT(何)、そしてWHY(何故)よりも、HOW(どのように)に焦点を当てます。ここで私達のビジョンステートメントをもう一度、見てみましょう。
「ドローブリッジクリエーションズは、オンライン漫画を用いた伝道ミニストリーです。教会につながっていない人へ伝道し、日本の教会に伝道のための材料を提供し、クリスチャン漫画家の活動を励ますという、三つの目的を持っています。教会と一般社会の間にあるギャップ、イエス様と日本の間にあるギャップを埋めていくことを目指しています。」
何(WHAT)をするのか知りたいならば、それは最初の文章に書かれています。このミニストリーはデジタルアウトリーチであり、その大きな魅力は漫画です。
次に、何故(WHY)について触れましょう。ビジョンステートメントの最後に書かれていることから説明します。ご存知だと思いますが、日本ではたった1%程度の人だけがクリスチャンなので、教会と文化の間にはかなり大きなギャップがあります。そして、ほとんどの人と福音の間にもかなり大きなギャップがあります。このミニストリーを行う理由は、そのギャップの橋渡しをすることです。
ではこのギャップをどのように(HOW)橋渡するのかを表す、ビジョンステートメントにある三つの目的を説明していきます。
1. 教会につながっていない人へ伝道する
このミニストリーの大きなポイントは、日本で人気のある漫画を用いて、インターネットを通して教会につながっていない人に、直接的に福音を伝えることができるということです。私達はもちろん、福音を聞く機会がこれまでなかった人達に、福音を分かち合いたいと思っていますし、教会に繋がっていない人々を地域教会へつなげたいと思っています。キリスト教が外国のものではなくて、日本人にもっと親しみがあって、日本人に受け入れられるものであってほしいと思います。もっと多くの日本人がイエス様の弟子となることを見たいのです。
しかし、この方法にも限界があるので、この一番目の目的だけでは近視眼的です。ですから、私達のビジョンには三つの柱があります。一つの柱だけでは長くはもたないでしょう。ここで二本目の柱の出番です。
2. 日本の教会に伝道のための材料を提供する
教会につながっていない人たちに直接的に伝道することに加えて、日本の教会が伝道することを助けたいとも考えています。ですから、教会に伝道材料となるものを提供したいと考えています。
このミニストリーの大きいところはやはり、オンラインであることです。どの教会も教会HPやFBで、私達の漫画サイトのリンクを紹介できます。しかし、このミニストリーが印刷物を出版できるようになれば、教会が地域の人や教会を訪れるゲストに手渡しできる、伝道用の印刷物を提供できるようになります。
また展示会やワークショップ、芸術関連の対面型の伝道イベントなどを、地域教会と協力して行う可能性も考えています。多くの日本の教会は、地域の人々に伝道するための創造的な方法を見つけることに苦労しています。ロビンは以前にクリスチャンのアート展示会に参加しました。教会とその周りの地域の架け橋となるために、クリスチャンアーティストが集まることを見るのはとてもワクワクすることです。
3. クリスチャンアーティストの活動を励ます
三番目の柱はこのビジョンの中でも、かなり楽しみにしている柱です。日本には、ただの娯楽としてだけではなく、芸術の一つの形として、また職業として、漫画に興味をもっている若者が沢山います。また、主のためにその才能を用いたいと願っているけれども、どこから始めたらよいか分からない若いクリスチャンアーティストもいます。もし、このミニストリーが若いクリスチャンアーティストを刺激し、ミニスリーへ参加する機会を提供することで彼らを励ませるならば、それは、とてもワクワクする長期的な投資になると思います。
ケリー・篠沢さんはプロのクリスチャン漫画家として有名な方です。ロビンがDrawbridgeを夢見ていた最初のころ、そのビジョンを彼女に話しました。ビジョンの中でもこの三番目の柱が彼女を興奮させました。なぜなら彼女は、漫画家志望の若者から、フリーで活動しているアーティストとしては応えきれない内容の質問、アドバイス、機会、メンタリングについてのリクエストを受けるからです。若いクリスチャンアーティストを訓練し育て上げるこの種のミニストリーのニーズは、本当に大きいと言ってくれました。
その可能性を想像できますか?たとえDrawbridgeが長く続かないとしても、もしこのミニストリーの一つのストーリーのイラストを担当する機会を通して、例えば五人の若い漫画家が刺激を受けて、漫画家としてのキャリアを築くよう励まされたらどうなるでしょう?私達の作品の影響力がたとえ小さいものだとしても、こうした五人のアーティストが将来、どんなものを生み出し、どんな影響力をもたらしていくでしょうか?彼らが必要としていることが、メンターをしてくれたりチャンスをくれる人の存在だけだとしたらどうでしょう?もしドローブリッジが成功して長期ミニストリーとなるならば、その影響力はどんどん大きくなっていくかもしれません。
こうした多くの可能性が存在しますが、実際的なこのミニストリーのスタートはまだこれからです。そして、これらは、自分達だけではとてもできないことです。創作への協力も技術に精通している人材も必要ですし、お金もさらに多くの祈りも必要です。
もしこのビジョンがあなたの心に響くならば、どうかお祈りください。そして、どのようにこのミニストリーに参加できるのかを考えてみてください。